超音波使いネットから隔離されたコンピューターよりデータ盗む手法

2018年3月17日 14:59

 インターネットに接続されていない、もしくは完全に分離されたネットワークに接続されているPCから情報を盗む方法として、過去にハードディスクのシーク音を利用するものPCが発する電磁波を利用するもの熱を利用するもの冷却ファンのノイズを利用するものなどさまざまな手法が考案されてきた。そして、このたび新たに超音波を使ってデータを盗む方法が考案されたという(GIGAZINE)。

 この手法は、以前話題になった音声出力を音声入力に替えることでヘッドホンを盗聴マイクにしてしまうハックを組み合わせて利用するもので、ターゲットのPCにマルウェアを感染させ、スピーカーをマイクとして使用して超音波で通信を行うという手法。スピーカーどうしを使った通信では、最大9メートル離れた位置でも通信が行えたという。

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