3月のライオン 第2シリーズ 第18話「Chapter.80 焼野が原③」「Chapter.81 焼野が原④」【感想コラム】
2018年3月16日 18:28
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
人の心のうちだったり、一つの行動に対する感情の起伏をとても丁寧に描いている『 3月のライオン 』。
OPの『春が来てぼくら』を聴いてちょっとほっこりした気分に、そして本編で取り上げられたテーマ性にしみじみしたところでEDの『I AM STANDING』にと、作品全体を通じて、いち視聴者である私の感情も大きく揺れ動かされているように感じます。
今回はそんな本作の2期18話━━島田八段と柳原棋匠の最終戦を、みなさんと一緒に振り返っていければと思います。
Contents
1 戦う姿勢と理由2 勝者と敗者と、そして懇談3 3月のライオン 次回展望
■戦う姿勢と理由
前話の終盤あたりから、島田八段が優位に立ちつつあった棋匠戦。
そこから一度柳原棋匠が盛り返したあと、さらに島田八段が突き返す展開に。
これはもう決定打かと、周囲だけでなく柳原棋匠自身も諦めかけたところ、人との過去のつながりが棋匠の脳裏に浮かび再度踏ん張ったシーンが上記の画像です。
将棋の世界に限らず、様々な勝負の世界に平均年齢を大きく超えてなお頑張っている方々がいます。
周りから見たら、「よく頑張った」「もう休んでもいいんじゃないか」などとつい感じてしまうものですが、その時にその場所にいるその人だからこそ、譲れない何かもあることを、改めて今回のストーリーを見て感じました。
ずっと努力の人・島田八段のファンでしたが、今回の話を機に柳原棋匠のことも大好きになっています。♬
■勝者と敗者と、そして懇談
両者満身創痍の中、ついに柳原棋匠の勝利で幕を閉じた棋匠戦。
性も紺も尽き果てた末に柳原棋匠が手にしたのは、“永世”の称号と皆の笑顔でしたね。
特に個人的に感動したのは、島田八段を応援しに来ていた彼の地元のおじいちゃん達も喜んでいたところ。
残念ながら初タイトルとはいかなかったものの、みんなの笑顔に島田八段もほっこりしていたように感じます。
最後はみんなでの奇縁撮影もあり、こういうのある種のスポーツマンシップと言うのでしょう。
■3月のライオン 次回展望
トッププロ二人の激戦を終え、次週は再び零や花本家の日常にスポットがあてられるもようです。
将棋とは少し離れた話ではありますが、ひなの学校での問題やその進捗など、こちらもまだまだ目が離せません!
(あにぶ編集部/哲太)