Merriam-Webster、オンライン辞書に850語句を追加
2018年3月11日 18:28
Merriam-Websterは5日、Collegiate/オンライン辞書に最近850語句を追加したことを発表した(Merriam-Webster — Words at Play、Mashableの記事)。 テクノロジー・ビジネス関連の語句では「cryptocurrency」「blockchain」「initial coin offering (ICO)」が追加されており、「unicorn」には「10億ドル以上の価値があるスタートアップ企業」という定義が追加されている。「bandwidth」には「心の広さ」や「スルーカ」を示す定義が追加された。 また、犬の交雑種の名称「chiweenie (チワワ+ダックスフント)」「schnoodle (シュナウザー+プードル)」「Yorkie-poo (ヨークシャーテリア+プードル)」が追加されており、「kabocha (日本のカボチャ)」「kombucha (紅茶キノコ)」といった日本語に由来する単語も追加された。食品関係では「dark chocolate」に成分の説明が追加されている。 このほか、アニメ「ザ・シンプソンズ」で使われた造語「embiggen (大きくする)」や、語句マニアを示す「wordie」、最近広く使われるようになった「dumpster fire (災難)」「mansplain (男性が女性に対し、その話題に関する知識がないとみなして偉そうに説明する)」も追加されている。 なお、ザ・シンプソンズに登場する造語では、embiggenと同じエピソード「Lisa the Iconoclast」で使われた「cromulent」も辞書に追加する単語の候補になっているそうだ。cromulentは「許容可能な」「問題ない」といった意味で、単語としてembiggenは完璧にcromulentだと述べるセリフで使われている(Words We're Watching)。