『刀剣乱舞』2019年実写映画化が決定!脚本は特撮でも人気の小林靖子

2018年3月9日 06:46

 『刀剣乱舞』の実写映画化が7日、発表された。公式サイトでは耶雲哉治監督や小林靖子脚本などの他に、メインとなるキャスト陣も公開。

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 舞台と同じキャストらの起用や、特撮などでも人気の小林靖子氏が脚本担当することから、現在ネットでは大きな話題となっている。

■ついに『刀剣乱舞』が実写映画化!


 『刀剣乱舞』が2019年に実写映画化されることが7日、発表された。

 原案となる『刀剣乱舞-ONLINE-』は、歴史に名を残す日本の名刀を“刀剣男士”へと擬人化させ、彼らを収集・強化させながら敵と戦う“育成シュミレーションゲーム”である。2015年のサービス開始から大きな話題となるが、その後アニメや舞台、ミュージカルなどさまざまなメディアへと展開された人気コンテンツだ。

 今回メガホンを握るのは、映画『百瀬、こっち向いて。』やCMなどを手がける耶雲哉治監督、脚本はTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』や『仮面ライダー電王』などを手掛けた小林靖子氏が担当。特に小林氏はそのストーリー構成の秀逸さから多くの特撮ファンから支持を受けており、今回の実写映画化に関しても大きな期待を持たれている。

 またキャストは三日月宗近役の役鈴木拡樹など、こちらは『舞台 刀剣乱舞』で“刀剣男士”を演じた人気キャストや、舞台などで活躍中の若手実力派俳優らの名前が発表されファンを喜ばせているようだ。

《キャスト》
・三日月宗近……鈴木拡樹(※舞台同)
・山姥切国広……荒牧慶彦(※舞台同)
・薬研藤四郎……北村 諒(※舞台同)
・へし切長谷部…和田雅成(※舞台同)
・日本号…………岩永洋昭『仮面ライダー000』伊達明など
・骨喰藤四郎……定本楓馬『ミュージカル テニスの王子様』など
・不動行光………椎名鯛造(※舞台同)
・鶯丸……………廣瀬智紀『舞台 弱虫ペダル』巻島裕介など

 映画配給は東宝映像事業部が行い、実写映画化のアナウンスと同時に公式サイトやTwitterがスタートている。

■さまざまなメディア展開がなされる『刀剣乱舞』

 『刀剣乱舞-ONLINE-』はDMM GAMESとNitroplusの共同企画で制作されたコンテンツだ。サービス当初はオンラインPCのみであったが、2016年からスマホなどにも対応しユーザーを拡大。2015年のリリースから現在までPC登録者数は約200万人、スマホアプリは500万ダウンロードにものぼる。特に女性を中心にその人気は広がっていき、2015年の流行語大賞に「刀剣女子」が、2017年では「刀剣乱舞」がノミネートされたほど。

 また日本各地に所蔵される“刀剣”を題材としているだけに美術館や刀剣に縁ある場所、さらには異業種などとも積極的にコラボを重ね、それら多くを成功へと導いている。特にこの『刀剣乱舞』人気により“刀剣”へと注目が集まったことで、失われた刀剣の復活や発見、さらに刀剣へのクラウドファンディングでも話題となっていた。

 現在アニメ、漫画、舞台、ミュージカル、ラジオなどさまざまなコンテンツを発信し続ける『刀剣乱舞』。次はどのような展開が来るのか、ファンとしては是非とも楽しみにしたいと思う。(記事:高塔・記事一覧を見る

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