JR東、運行情報サービス「どこトレ」に到着見込時刻など追加
2018年3月3日 09:51
JR東日本は、利用客が実際に駅に行かなくても、所有している端末(パソコン、スマートフォンなど)で個別の車両の運行状況を確認できる列車運行情報サービス「どこトレ」のサービスを拡大している。
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今回、「どこトレ」の利用者から上がった要望に答えるべく、3月9日から各列車の停車駅、到着見込時刻を表示する機能および、「JR東日本アプリ」の列車在線位置情報を直接閲覧できる機能を新たに追加した。
また、現在「BRTネット」で提供している気仙沼線、大船渡線のBRT区間の在線位置表示についても4月1日から「どこトレ」での情報提供に変更する。これまで、別個に提供されていた情報がひとつのアプリで見ることができるようになることで、利用者の利便性を高める。
「どこトレ」は、JR東日本の在来線48路線と秋田新幹線及び山形新幹線の列車の運行状況、運休情報、時刻表情報、遅延証明書を提供するサービス。これに新たに追加される機能は、各列車の停車駅と到着予定時刻を表示する機能だ。到着予定時刻は列車遅延がある場合は遅延時分を加味した時刻を表示する。
「JR東日本アプリ」との連携では、双方のアプリケーションの強みを相互にいかしたものとなっている。「JR東日本アプリ」は首都圏線区を中心に情報を提供し、「どこトレ」は地方線区を中心に提供している。今回は、「どこトレ」と「JR東日本アプリ」の接続駅で、「どこトレ」から「JR東日本アプリ」の列車在線位置情報を直接見られるようになる。
さらに、現在は一部の主要駅のみで表示していた乗り換え情報案内を、乗り換え路線があるすべての駅ですべて情報提供できるようにする。さらに、在線位置情報の案内対象線区を気仙沼線や大船渡線にまで拡大する。これに伴い、この2路線の情報を提供してた「BRTネット」は3月31日をもって廃止する。
新サービスの開始は3月9日、新年度の直前にサービスが開始されるとあって、新年度にはこれを積極的に利用する学生や社会人1年生などにも広く受け入れられそうだ。(記事:M_imai・記事一覧を見る)