【銘柄フラッシュ】アライドテレシスHDなど教科書のデジタル化関連株が軒並み急伸し新規上場のMマートは買い気配

2018年2月24日 07:57

 23日は、東証1部の値上がり率1位にUbicom(ユビコム)ホールディングス<3937>(東1)が入り、今3月期は純利益などが連続最高を更新する見込みで遠隔医療ソリューションなどに注目余地が大との見方があり出直りを強めて12.2%高。

 2位は有沢製作所<5208>(東1)の12.1%高となり、今期大幅増益の見込みである上、日本経済新聞に純利益の進捗率の高い銘柄を評価する記事が載ったことを受けて第3四半期までで通期見通しの92%を確保したことなどが注目され出直りを拡大。

 3位はシステムインテグレータ<3826>(東1)の9.5%高となり、2月決算への期待や人工知能サービス「AISIA(アイシア)」への期待などが言われて1月につけた10年ぶりの高値に接近。

 23日、新規上場となったMマート<4380>(東マ・売買単位100株)は買い気配のまま初値がつかず、大引けは2852円の買い気配となり、気配値のまま上げる場合の本日上限値段。公開価格1240円の2.3倍。

 アライドテレシスホールディングス<6835>(東2)は教科書のデジタル化関連法案の閣議決定などが材料視されて20.4%高。クニミネ工業<5388>(東2)は3月15日付で東証1部銘柄に指定替えとなることが決まり記念配当を発表したことも好感度を上げ11.3%高。

 ソケッツ<3634>(東マ)は音楽、映像、書籍などのメディアごとに体系化した専門検索サービスも行い、政府が教科書のデジタル化関連法案を閣議決定と伝わり関連銘柄として注目を集めたとされて急反発となりストップ高の20.8%高。すららネット<3998>(東マ)も教科書のデジタル化関連株とされて急伸し12.9%高。

 セキュアベイル<3042>(JQG)はネットワーク監視やログ収集監視などでサイバーセキュリティ銘柄の中でも仮想通貨に強いとされてまたもや2015年以来の高値を更新。チエル<3933>(JQS)は教科書のデジタル化関連株とされて一時22%高と急伸し大引けも15.9%高。同じくウチダエスコ<4699>(JQS)も一時ストップ高の20.4%高まで急伸し大引けも15.7%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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