【銘柄フラッシュ】大村紙業など急伸し生化学工業は新薬への期待などで急伸
2018年2月17日 09:31
16日は、東証1部の値上がり率1位が生化学工業<4548>(東1)の20.4%高となり、腰椎間板ヘルニアを対象とする新薬候補が3月に開催される厚生労働省の薬食審で新薬承認される可能性などが言われた模様で17年11月以来の2000円台に進んだ。
2位はソースネクスト<4344>(東1)となり、前日の一時ストップ安は四半期決算を悲観し過ぎと見直す動きがあるとされ一転ストップ高の18.6%高。
3位は北の達人コーポレーション<2930>(東1)となり2月14日を基準日とする株式3分割により新たな投資家層の流入が見込めるとされて後場一段とジリ高になりストップ高の14.9%高。
森組<1853>(東2)はストップ高の17.3%高となり、国立研究開発法人土木研究所が液状化による橋の被害を低減する補強方法を開発する実験を行ったと伝えられたことが注目されたとの見方があり急反発。クリヤマホールディングス<3355>(東2)は今期の2ケタ増益見通しなどが好感されて8.8%高と反発。
メタップス<6172>(東マ)は韓国子会社メタップスプラス(ソウル市)が仮想通貨取引所「CoinRoom(コインルーム)」を運営するなどで仮想通貨関連株と位置づけられ、ビットコインが1万ドルの大台を回復したと伝えられて注目が再燃し17.4%高。ソケッツ<3634>(東マ)は今期の業績が黒字拡大の見通しで、AI(人口知能)に関する開発などで材料含みと期待する様子があり16.3%高と大幅続伸。
大村紙業<3953>(JQS)は「ニンテンドースイッチ」の遊び方を広げる紙製の遊具に関する思惑が再燃したとされてストップ高の25.0%高。アエリア<3758>(JQS)はスマートフォン向けゲーム「A3!」が好調とされて19.8%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)