制菌加工の肌着でもう臭わない!しまむらと小林製薬が「ニオわなインナー」

2018年2月11日 18:41

 しまむらと小林製薬は、「制菌」加工したレディース・メンズ肌着「CLOSSHI(クロッシー)ニオわなインナー」を共同開発した。

■「ニオわなインナー」が臭わないわけ

 臭いを発生させないことがエチケットとされる昨今、アパレル製品にも、抗菌加工が施されたものは多い。汗をかいて放置すると悪臭が発生しがちだが、「ニオわなインナー」は小林製薬の抗菌剤「KOBA-GUARD」により、雑菌の繁殖を抑える。

 防臭加工製品は菌の増殖をそこそこ抑えるが、増殖が止まらない場合もあるため、時間が経つと臭いが発生することも。「ニオわなインナー」は、繊維への「制菌」加工により、菌を増殖させないアプローチで切り込む。

■しまむらと「消臭」の小林製薬がタッグを組むと

 「ニオわなインナー」は、衣料品チェーンストアを展開するファッションセンターしまむらと、小林製薬がタッグを組んだ商品。様々な医薬品とトイレタリー製品を製造する小林製薬だが、アパレル小売とタッグを組むことで、インパクトは十分。

 ファッションセンターしまむらは安価な価格帯が人気を呼んでおり、衣料品チェーンストアとしては国内では業界第2位。女性に人気のしまむらと、「消臭元」などのCMで消臭剤メーカーのイメージが強い小林製薬が組むメリットは大きい。防臭機能を持つ衣料品のニーズは年間を通して高く、かつリーズナブルでファッション性があることで、女性を中心に話題となりそうだ。

■機能だけではなく着心地もよく

 既存の防臭下着に比べて、「ニオわなインナー」は機能性だけではなく着心地にもこだわっている。レディースには滑らかな触り心地を持たせ、かつストレッチ性があるので着やすくなっている。メンズは軽く、さらっとした触り心地がポイントだ。

 機能性肌着は各社特徴を持たせて差別化を図っているが、「ニオわなインナー」はしまむらならではのリーズナブルな価格も魅力。レディースの価格帯は、カップ付キャミソール1,500円、キャミソール780円、ショーツ480円など。メンズは、半袖インナー780円、ボクサーブリーフ580円、ソックス380円など。(記事:stellarlight・記事一覧を見る

関連記事

最新記事