スマホゲームのユーザー拡大、「どうぶつの森」が10・20代女性にヒット
2018年2月4日 09:03
ゲーム関連出版・マーケティングを行うGzブレインは1月31日、調査レポート「スマホゲームユーザー分析 2018」を発売した。全国47都道府県在住の男女5~69歳のスマホゲームユーザーを対象に、週単位にて調査を実施したという。
【こちらも】スマホ動画アプリの利用者数が急拡大、「AbemaTV」や「Netflix」が躍進
17年におけるスマホユーザーの週間プレイ人数は、前年比5.4%増の2,803万人。男性は1,443万人、女性は1,360万人とほぼ同率になったという。
ユーザーの年代別では30代・40代が多く、10代が前年比8.3%増の469万人と週間プレイ人数としては最も拡大した年代になったとしている。17年11月配信開始の「どうぶつの森 ポケットキャンプ」が10代の利用者拡大を牽引したいう。
「どうぶつの森 ポケットキャンプ」は女性ユーザーが65%、年代別では10代・20代の比率が圧倒的に高くなっているという。DSや3DSの「どうぶつの森」シリーズをプレイした世代がスマートフォン所有により、スマホゲームに移行したと見られている。
17年の週当たりにおける、スマホゲームプレイ人数の男女別人気ゲームは以下の通り。
■男性
1位「ポケモン GO」、2位「LINE:ディズニー ツムツム」、3位「パズル&ドラゴンズ」、4位「モンスターストライク」、5位「どうぶつの森 ポケットキャンプ」
■女性
1位「LINE:ディズニー ツムツム」、2位「どうぶつの森 ポケットキャンプ」、3位「ポケモン GO」、4位「ディズニー ツムツムランド」、5位「LINE ポコポコ」
男性ではその他、6位に「実況パワフルプロ野球 」、9位に「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」といったスポーツ系やリズム系がランクインしていることが特徴になっているという。
女性では、「LINE:ディズニー ツムツム」の人気が根強く、パズルゲーム系が多くを占めている。また6位の「ねこあつめ」を始め、短時間で気軽に遊べるゲームを好む傾向があるとしている。