NY原油:反発で64.73ドル、米経済指標の改善を意識した買いが入る
2018年2月1日 07:33
*07:33JST NY原油:反発で64.73ドル、米経済指標の改善を意識した買いが入る
NY原油先物3月限は反発(NYMEX原油3月限終値:64.73 ↑0.23)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前日比+0.23ドルの64.73ドルで取引を終えた。一時64.94ドルまで買われた。1月の米ADP雇用統計と1月のシカゴ購買部協会景気指数はいずれも市場予想を上回ったことから、買いが強まる展開となった。米EIAが公表した1月26日時点のガソリン在庫は減少したが、原油在庫は市場予想を大きく上回る増加を記録したことから、NY原油先物はやや上げ渋った。原油の需給関係がただちに悪化するとの見方は少ないものの、米国における生産拡大は原油価格の上昇を抑える一因となるとの見方が増えている。《CS》