今年の投資テーマを探る~「EV」「自動運転」「次世代電池」~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)
2018年1月19日 11:26
*11:26JST 今年の投資テーマを探る~「EV」「自動運転」「次世代電池」~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)
こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。
eワラント証券のコラムで「今年の投資テーマ」について興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。
米国ラスベガスで世界最大のコンシューマー・エレクトロニクス関連の見本市「CES」が開かれました。今年のCESは1月9日から開催されましたが、日本でも多くの報道を目にしましたね。『ホンダのコミュニケーションロボット』はテレビで何度目にしました。同コラムによると『それだけテクノロジーの変革期なのだろう』とのことです。
今年のCESで、インテルのクルザニッチCEOは『自動運転関連の講演』を行いました。『傘下のMobileyeとSAIC(上海汽車)と提携し、中国で自動運転車両を開発予定』であり、『BMW、日産などの車両データを使って自動運転向けの高解像度地図』をつくることも予定しています。そして、『フェラーリとはレーストラックのデータにIntelのAI技術を使用するなどパートナーシップを発表』しました。米NVIDIAは創業者兼CEOのジェンスン・フアン氏がプレス・カンファレンスを行い、『最新の自動車テクノロジー』を紹介しました。
また、『CTA(全米民生技術協会)の基調講演は「5Gモバイルイノベーション」』だったようです。『高速で大容量のデータ通信を遅延なく行える「5G」は、自動運転に欠かせない技術』です。自動車に関連するものが目立っていることが分かります。
そして、トヨタは豊田章男社長自らが登壇しモビリティサービス専用EV『e-Palette Concept(eパレットコンセプト)』を発表しました。このEVは、『移動、物流、物販での利用を目的』としますが、『モビリティサービスパートナーとして、米アマゾン』などと組んでいます。ホンダは『スタートアップ企業との協業成果を発表。運転するときにハンドルから手を離さずにジェスチャーでの操作を行える技術は、手の動きを3Dデータとして認識することで可能になった。他、AR(拡張現実)を自動車向けに応用して、ゴーグルなしでナビゲーション情報を表示する技術など5つが発表』されたようです。他にも細かくプレスリリースを探すとおもしろそうな発表がたくさん出ています。
次に注目されるのは、『1月14日から21日に開催される「デトロイトモーターショー2018」で、併設展「Automobili-D」自動運転・コネクテッドカー・モビリティーサービスなどの最新技術が公開』や、『1月17~19日には国内でもクルマの先端技術展「第10回 オートモーティブ ワールド」が開催』などです。『併設の「EV JAPAN 2018」ではモータ・インバータ、二次電池、充電に関する最新技術が紹介』されるとのことです。
今年の投資テーマとして挙げられている『「EV」「自動運転」「次世代電池」』などに関わる情報には引き続き注意が寄せられそうですね。
なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の1月15日付のコラム「かのうちあやこの「CES2018」のココがポイント」にまとめられています。
馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。
フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子《DM》