マザーズ指数は反発、バイオ株物色などが支え、ナノキャリアはストップ高/マザーズ市況

2018年1月12日 16:32


*16:32JST マザーズ指数は反発、バイオ株物色などが支え、ナノキャリアはストップ高
 本日のマザーズ市場では、前日にマザーズ指数が一時1300pt台を回復したことによる短期的な達成感などから、売買代金上位を中心に利益確定売りに押される銘柄も目立った。しかし、バイオ株の一角やテーマ株、材料株などには物色が向かい、マザーズ指数は1300pt手前でもみ合う場面が多かった。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1213.67億円。騰落数は、値上がり129銘柄、値下がり106銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、UNITED<2497>、SOSEI<4565>、DMP<3652>などが上昇。旅工房<6548>は20%超、アークン<3927>などは10%超の大幅高となった。また、東証1部への市場変更が好材料視されたネオジャパン<3921>、バイオ株のナノキャリア<4571>はストップ高水準で本日の取引を終えた。一方、マザーズ売買代金トップのブライトパス<4594>やミクシィ<2121>、GameWith<6552>、ブランジスタ<6176>、サイバーダイン<7779>などが下落。ミクシィは一部証券会社による目標株価引き下げが観測された。また、業績下方修正のエディア<3935>がマザーズ下落率トップとなったほか、バーチャレク<6193>やスタジオアタオ<3550>も利益確定売りに押され下げが目立った。《HK》

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