米国防省、ドローンを輸送機で作戦区域まで運搬し展開するシステム開発中
2018年1月10日 15:57
米国防総省の研究機関であるDARPAが、輸送機にドローンを多数搭載して作戦区域まで飛行し、到着後に自動でドローンを展開、任務の完了後に自動でドローンを回収して帰還するというシステムのテストを2019年にも行うそうだ(GIGAZINE、DARPA)。
この計画は「Gremlins」と呼ばれており、低コスト・再利用可能・無人というのが特徴だという。現在この計画は第1段階が終了するところで、その後システムコンポーネントの評価テストを行う第2段階に入るという。
ドローンの輸送にはC-130輸送機をベースとしたものを使用するとのこと。使用するドローンは最終的に1機あたり50万ドル以下になるとのことで、また20回ほどの再利用を想定しているという。これにより、高価な航空機をこのドローンに置き換えることを目指しているようだ。