クソマンガがクソアニメに!「ポプテピピック」カオスな第1話
2018年1月10日 22:21
放映前から何かと話題のアニメ「ポプテピピック」がついにオンエア。
何と言ってもポプテピピック、絶対やらかす…多くのファンはそう思っていただろう。だが現実は予想の斜め上を行った。稀代のクソアニメ(褒め言葉)はどうクソだったのか?
1.先行上映の意味?
本作は2017年12月12日に先行上映会を開催したが、実際に放映された今回の内容は、それとはまるっきり違ったものだった。のみならず、声優も変わっている。
2.担当声優は本人たちの希望が通った?
アニメの前半でポプ子とピピ美を担当したのは、江原正士と大塚芳忠。これは原作において本人たちが希望したキャストである。
3.冒頭1分半の謎
オンエア開始直後に流れる「星色ガールドロップ」。録画ミスではない。
これは原作「ポプテピピックセカンドシーズン」で掲載されたニセ第1話の冒頭部。これだけのために有名声優を起用し、オープニングまで作るとは…。
4.世界最速の再放送
放映時間の半分でエンディングが流れた。今度こそ録画ミスか?と思いきや、CM明けから同じ内容が再び放映される。
5.再放送はあのコンビ
再放送の内容自体は初回とほぼ変わらない。だが、声優が変わった。今度こそ小松&上坂コンビ…ではなく、ポプ子を三ツ矢雄二、ピピ美を日高のり子が担当、「タッチ」のコンビまさかこんなところでの復活である。が、それに乗っかったネタはない。さすがポプテピピック。
6.怒涛のパク…パロディネタ
男女の身体が入れ替わるアニメ映画や、子供にだけ見える灰色の不思議な生き物など、かなりギリギリを攻めている。「おそ松さん」伝説の第1話をふと思い出す。
7.エンディング
エンディングテーマも2度流れる。初回はポプ子を赤羽根健治、ピピ美を武内駿輔が担当。2度目はようやく女子声になるも、牧野由依と渡部優衣…結局発表されていた小松&上原コンビの声を聴くことは、この放映中1秒もなかった。
8.放映後もアツい
ネットでも話題騒然。一時「ポプテピピック」はTwitterで「全世界」トレンド1位に輝く。動画を配信したニコニコ動画ではわずか1日、歴代最速で100万再生を突破。ついには公式サイトのサーバーも一時的にダウンする騒ぎとなった。
この濃密さで(肝心の内容は半分再放送だったが)まだ第1話。次週以降さらなる期待とプレッシャーを背負ったポプテピピック、大いに盛り上がりそうだ。