欅坂46・長濱ねるの写真集が11.5万部突破
2018年1月8日 22:02
乃木坂46白石麻衣の2nd写真集の20万部突破は、昨年、記録的部数と言われ、今世紀最大のヒット作としていまだに売り上げを伸ばしているが、姉妹グループでもある欅坂46の長濱ねる写真集『ここから』も、11.5万部をとばすヒットになっている。
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昨年から、乃木坂の主要メンバーは次々に写真集を出し、好調な売り上げを誇っているが、欅坂も年末に渡辺梨加、長濱ねるの2人が写真集を出し、坂道グループによる写真集ラッシュは今年も熱くなりそうだ。
一般に1万部売れればヒット作と言われる写真集だが、軒並み5万部以上は売れているという坂道グループの躍進の理由は、ロングセールスが可能ということにつきる。
アイドル系の写真集は、もちろんファンが複数買いするわけだが、これはほとんどが発売日直後に集中するため、あまり息が長い商品とはいえない。
しかし、白石麻衣の写真集は発売後半年たっても売り上げが伸びており、またほかのメンバーの写真集も、じりじりと売れ続けている。こういう現象は、いわゆるヲタ向けの商売ではなく、女性やライト層の購買欲を刺激するものになっているからといえるだろう。
むろん、坂道グループでは珍しい水着カット、さらには下着や身体のラインが出ているショットなど、セクシーショットもあるが、全体的なイメージとしてはファッションや表情の作り方にこだわりを感じる写真が多いのである。
メイクやファッションを参考にしたい、インスタ映えする表情の作り方を研究したいという、女性向けファッション誌からメンバーを知ったファンが買い支えることで、初めて5万越えのスーパーヒットが生まれるのだと言えるだろう。
今回の長濱ねるの写真集も、彼女の生まれ故郷である長崎の島で、ナチュラルな表情が輝いており、水着などのセクシーショットも、エロティックというよりは、健康的なみずみずしさのほうが強く感じる、綺麗な仕上がりとなっているのが、ヒットの要因だろう。
もちろん、女性向けというだけではなく、ファンのために、出版社は写真集毎に公式ツイッターを作り、オフショットや撮影裏話など、ファンが楽しめるような仕掛けをしっかりしているし、出版社の枠を超えて、互いの写真集にエールを送り合っているという雰囲気のよさも坂道グループの写真集の強みといえる。
昨年のラッシュで、主要メンバーが一通り写真集を出した乃木坂に続き、今年は欅坂が写真集ラッシュとなるのだろうか?(記事:潜水亭沈没・記事一覧を見る)