DMM、仮想通貨の「採掘作業」を行うマイニングラボを開始

2018年1月5日 17:25

 DMM.comは4日、仮想通貨の「採掘作業」をおこなうための「DMMマイニングラボ」をスタートすると発表した。

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 マイニングラボは、 仮想通貨のマイニング(採掘)のためのコンピューター、サーバーをチューンアップさせていくことが目的のラボだ。仮想通貨のマイニングには高性能なコンピューターが必要となるため、そのパワーアップのために研究を進めていく。

●DMM.comのマイニングラボ

 DMMマイニングラボは、仮想通貨採掘のためのコンピューターを、消費電力とパワー出力の調整をしながら開発していく。現状では既存のコンピューターやマイニングに特化したコンピューターを利用し採掘作業をすすめるが、DMM.comオリジナルのコンピューター開発も視野に入れている。

 仮想通貨のマイニングは自作パソコンファンの間でも開発が進んでいるが、同ラボでは専門スタッフがマシンをチューンアップさせていく。 また、コンピューターメーカーとも提携し、発表前のマイニング専用コンピュータを利用する開発もおこなう。

●仮想通貨のマイニング

 DMM.comは現在、日本国内最大級のマイニング企業となっている。仮想通貨は、日本政府やアメリカ政府が発行する紙幣や貨幣と違い、インターネットを通して取引されるバーチャル通貨のことだ。日本や国際社会を合わせると約600種類の仮想通貨が存在すると言われている。日本円や米ドルとも交換ができ、今後さらに普及が進むともみられている。

 また、仮想通貨は一定の発行組織がなく、世界中のユーザーがコンピューターを提供し取引の計算を行なっている。このコンピューターを使った計算の事をマイニングと呼ぶ。

●DMM.comとは?

  DMMマイニングラボを設立したDMM.comは、インターネットでの動画配信からスタートした企業で、現在ではオンライン英会話や外国為替証拠金取引(FX)、太陽光発電、家事代行サービスなど多事業展開をしている。

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