新興市場銘柄ダイジェスト:ブランジスタが急伸、ラクオリア創薬は上場来高値更新
2017年12月29日 16:31
*16:31JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ブランジスタが急伸、ラクオリア創薬は上場来高値更新
<4579> ラクオリア創薬 2350 +400
ストップ高で上場来高値更新。韓国CJヘルスケアとの間で、胃食道逆流症治療薬として開発中のtegoprazanに関する新たなライセンス契約を締結したと発表している。CJ社の権利地域が従来の東アジア、東南アジアに加え、中南米、東欧圏諸国、中東地域にも拡大する。また、CJヘルスケアとtegoprazanの結晶形に関する特許についてライセンス契約を締結したこともあわせて発表している。
<3994> マネーフォワード 3160 +90
反発。ブロックチェーン技術や仮想通貨を活用した送金・決済領域の研究を目的に、「MFブロックチェーン・仮想通貨ラボ」を設立し、送金・決済領域において新サービスの立ち上げを目指すと発表している。これに伴い、ブロックチェーン技術や仮想通貨に興味・関心がある人材の採用や、仮想通貨交換業者登録を検討する。本日は一部メディアにも取り上げられており、材料視した買いが向かったようだ。
<4571> ナノキャリア 645 0
一時673円まで上昇。イスラエルのVBL Therapeuticsが、同社の所有する遺伝子治療薬で、米国を中心に第3相臨床試験などを実施中の「VB-111」について、プラチナ耐性卵巣がん適応の承認申請根拠となる第3相試験(OVAL試験)の開始と第1例目の患者の登録を発表したという。同社は11月、VBLと「VB-111」の日本における独占的な開発・販売権に関するサブライセンス付きのライセンス契約を締結している。
<3185> 夢展望 1336 -10
一時1374円まで上昇。親会社であるRIZAP−G<2928>との間で、親会社グループ合同の株主優待サイトの構築等に関する業務委託契約を締結すると発表している。親会社グループ全体の株主優待に関するシステム関連コストが約7割削減される試算結果が出ているほか、同社単独でもコストが削減されることになり、売上・利益の増加とコスト削減の二重のメリットを得られるという。将来のEC支援ビジネスの拡大に向けたノウハウの構築も見込む。
<3623> BS 6320 -310
3日続落。東証が本日売買分から信用取引に関する臨時措置を解除している。また、日証金も同日から増担保金徴収措置を解除した。ただ、事前に規制解除を見越した買いが入っていたとみられ、直近で株価が25日線を割り込んだことからも手仕舞い売りがかさんだようだ。同社はスマートフォン決済アプリ「PayB」の導入を伝えるリリースが相次ぎ、株価も急ピッチの上昇を見せていた。
<6176> ブランジスタ 1665 +260
後場に一時1700円まで急伸。子会社のブランジスタゲームが運営する3Dクレーンゲーム「神の手」において、パーソナルトレーニングジム「RIZAP」とのタイアップ企画を来年1月1日より開始すると発表している。12月28日から開始している「神の手」の大型テレビCM放映に合わせ、応募者全員にRIZAPの入会金無料キャンペーンやRIZAPオリジナルサプリメント「QUICK BURNER」をプレゼントするタイアップ企画を実施する。《DM》