ワゴンとSUVの融合、スズキ「クロスビー」発売
2017年12月27日 05:28
スズキは新型の小型乗用車クロスビーを25日に発売した。ワゴンとSUVを融合させた、全く新しいジャンルの小型クロスオーバーワゴンであるという。
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クロスビーは、ワゴンらしい使いやすい広い室内空間と、SUVらしい「楽しさ」を融合させ、日常的に使いやすく、個性的で愛着の湧くデザインを持ち、また雪道などのラフロードに対する力強さも兼ね備えた車となっている。街乗りからアウトドア、スポーツまで、幅広いライフスタイルに対応する。
安全面では、スズキの予防安全技術「スズキセーフティサポート」を採用。衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」に加え、スズキの小型車では初となる、「後退時ブレーキサポート」も装備する。
周囲360度を視認可能とする「3Dビュー」も採用し、安全支援機能は充実。経済産業省・国土交通省の「セーフティ・サポートカー」、「サポカーSワイド」の条件を満たしている。
車体構造には、軽量化と高剛性の両立を実現する新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。また、全車にスズキでは初となる1.0L直噴ターボエンジンとマイルドハイブリッドの組み合わせを採用、6速ATによる余裕のある走りと、優れた燃費性能も実現している。
4WDモデルには、力強い走りの「スポーツモード」と、雪道やアイスバーンなどで空転を防止する「スノーモード」を採用。ぬかるみやすべりやすい路面での発進は「グリップコントロール」でサポートされ、急な坂を下るときのスピードは「ヒルディセントコントロール」により約時速7キロに維持される。
車体色は全11パターン。2トーンルーフが6色、モノトーンが3色、ルーフとドアスプラッシュガードのカラーパネルを組み合わせた3トーンコーディネートが2色である。
価格は176万5,800円~214万5,960円。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)