11月コアCPI上昇に対する反応乏しい
2017年12月26日 14:43
*14:43JST 11月コアCPI上昇に対する反応乏しい
25日の欧米市場はクリスマス休暇で休場。新規材料難で方向感に乏しい中、ドル・円はやや伸び悩んでいる。本日発表の11月の全国消費者物価コア指数(コアCPI)の結果や、午後に予定されている日本銀行黒田総裁による経団連会館での講演内容に市場の注目が集まっているようだ。
11月のコアCPIは前年比+0.9%で物価上昇率は市場予想を上回った。ただし、日銀による金融緩和策長期化の思惑は後退していないことから、ドル売りは抑制される可能性がある。本日の東京市場では日経平均株価が続伸した場合、ドル・円は底堅く推移するものの、113円台前半でのもみ合いとなる展開が予想される。《MK》