【銘柄フラッシュ】ヴィスコ・テクノなど急伸し上場1週間目のカチタスも高値を更新

2017年12月20日 20:46

 20日は、チタン工業<4098>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、チタンニオブ複合化合物電極とリチウムイオン2次電池に関する特許が言われて前場ストップ高の19.1%高で売買されがまま大引けまでストップだか気配が続いて11月1日以来の3000円台回復となった。堺化学工業<4078>(東1)も8.3%高、テイカ<4027>(東1)も5.4%高など酸化チタン関連株は軒並み高い。

 2位はRSTECHNOLOGIES<3445>(東1)となり、シリコンウエハーの国際需給などが材料視されてストップ高の17.5%高。

 3位は12月12日上場のカチタス<8919>(東1)となり、15日発売の季刊会社データ誌の業績予想が19年3月期まで大幅増であることなどが言われて10.6%高と高値を更新。

 川崎化成工業<4117>(東1)の9.8%高となり、業績回復傾向などが個人投資家中心の銘柄勉強会で注目されているといった見方があり再び急伸。ヱスビー食品<2805>(東2)は連続最高益基調の好業績が見直されたとされて7.0%高となり再騰高値。

 サインポスト<3996>(東マ)はレジの無人化に向けてSCSK(9719)と協議との発表などが好感されて13.9%高と出直り拡大。G-FACTORY(ジーファクトリー)<3474>(東マ)は廉価版のうなぎ料理店「名代宇奈とと」に関する相次ぐ発表などが注目されてV字型に出直り8.6%高。

 ヴィスコ・テクノロジーズ<6698>(JQS)は12月13日の上場以来、毎日高値を更新してきたため勢いが違うとされて注目が強まりストップ高の23.8%高。京写<6837>(JQS)は電気自動車向け配線基板への注目再燃とされ東海東京証券の目標株価も思い出されて6.1%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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