ホンダ、コンプリートスポーツ・ブランド「Modulo X」の「FREED」発売

2017年12月18日 09:58

 トヨタが新しいスポーツブランド「GR」を市場投入・展開すると発表し、スポーツブランドの市場への訴求・浸透を目指している。すでに、1.8リッターSCエンジン搭載の超ホットなコンパクトハッチ「ヴィッツGRMN」を限定発売するなど話題が先行する。

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 いっぽう日産も11月、モータースポーツ活動を行なうNISMO(ニスモ)が、ロードカーのラインナップを拡充するとともに、新たにスポーティブランド「AUTECH(オーテック)」を日本国内に投入すると発表した。

 そして、ホンダである。専用のカスタマイズパーツを量産過程で装着、販売するコンプリートカーブランド「Modulo X(モデューロ エックス)」の第4弾として、「FREED(フリード)」をベースに、その走行性能とデザインにさらに磨きをかけたコンプリートモデル「FREED Modulo X(フリード モデューロ エックス)」を発売した。

 フリード Modulo Xは、広い室内空間、優れた燃費性能、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」の搭載などで高い評価を受けているコンパクトミニバン「フリード」に、専用開発のサスペンションや空力特性を活かしたパーツなど、Moduloブランドが培ってきた「上質でしなやかな走り」を実現するチューニングを施したスポーティモデルだ。

 Modulo Xは、ホンダ車を知り尽くした熟練のホンダエンジニアが、ベース車両の走行性能、居住性、デザインに「匠の技」を注いで完成させるコンプリートカーブランド。フリード Modulo Xの開発では、コンパクトなミニバンとしての使い勝手の良さや室内の快適性を損なうことなく、ドライバーには「意のままに操る」走りを追求した運転の楽しさを、同乗者には上質で快適な乗り心地をそれぞれ提供するという。

 フロントエアロバンパー下部に設定したエアロガイドフィンと、ディフューザー形状を工夫したリアロアスカートを採用、四輪の接地バランスを最適化し、高速道路や横風の強い場所での直進安定性に寄与する。さらにサスペンションセッティングおよびアルミホイールの剛性最適化により、カーブやワインディングでの爽快なコーナリングが愉しめるという。

 加えて、Modulo Xらしい存在感のある専用インテリアに、「9インチプレミアムインターナビ」を選択可能な設定とした。(編集担当:吉田恒)

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