ディズニー、21世紀フォックスを買収へ
2017年12月18日 23:54
headless曰く、 The Walt Disney Company(以下「ディズニー」)と21世紀フォックスは14日、21世紀フォックスの一部の事業を除き、ディズニーが買収することで合意に達したことを発表した(ニュースリリース、The Verge、Mac Rumors、Register)。
買収に先立って21世紀フォックスはテレビネットワークや放送局事業、ニュース・スポーツチャンネルを分社化し、ディズニーは映画・テレビスタジオやケーブル・国際テレビ事業を含む21世紀フォックス本体を買収する。「X-MEN」や「ファンタスティック・フォー」「デッドプール」といった映画作品がディズニー傘下になることで、マーベル・コミックの映画化でさらに複雑な世界を描き出すことができるようになるとのこと。ディズニーはナショナルジオグラフィックや英Skyも傘下に収め、Huluの議決権の過半数を確保することになる。
買収総額は約661億ドル。ディズニーは約524億ドルを株式で支払い、21世紀フォックスの負債約137億ドルを引き受ける。21世紀フォックスの株主は1株当たりディズニーの株式0.2745株を受け取ることになるとのことだ。