NY金:続落で1246.90ドル、ビットコイン先物や米国株の上昇を嫌気
2017年12月12日 07:38
*07:38JST NY金:続落で1246.90ドル、ビットコイン先物や米国株の上昇を嫌気
NY金先物2月限は続落(COMEX金2月限終値:1246.90 ↓1.50)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比-1.50ドルの1オンス=1246.90ドルで取引終了。一時1242.40ドルまで売られた。米追加利上げを想定した売りが観測されたが、CBOEグローバル・マーケッツで11日より取引が開始されたビットコイン先物1月限の価格が一時26%上昇し、取引停止となったことや株高も意識されたようだ。安全資産としての金の需要は伸び悩んでいる。市場関係者の間では米連邦公開市場委員会(FOMC)の経済予測に対する関心が高いようだ。特に2018年の金利・インフレ見通しを注目しており、「金利見通しが前回9月時点の予測と同じだった場合、安全逃避的な金買いはさらに縮小する」との声が聞かれている。《CS》