レクサス、「RX」の3列シートバージョン発売 ハイブリット4WD
2017年12月11日 09:25
レクサスは、同ブランドのフラッグシップSUVであるRXをマイナーチェンジし、新たに3列シートのロングバージョンの「RX450hL」を追加し、12月7日に発売した。
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RXは、グローバルに展開するレクサスの中核モデルであり、1998年の投入以降、ラグジュアリーSUV市場のトレンドを牽引し、グローバル市場で好評を博してきたモデルだ。
今回のマイナーチェンジでは、18インチアルミホイールをよりメタリックな塗装とし、全車のセキュリティ機能を強化した。また、ターボエンジン搭載ラインアップ充実させ、RX200tの名称をRX300に変更した。
マイナーチェンジの最大のトピックは、3列シートのロングバージョンの「RX450hL」を追加だ。ロングバージョンのボディサイズは全長×全幅×全高5000×1895×1725mm、ホイールベース2790mmと堂々たる体躯となる。にもかかわらず、RX本来の流麗かつ堂々とした力強いエクステリアの印象を損なうことはない。電動格納式のサードシートを採用し、7人乗り仕様のロングバージョンを実現した。RXの居住性を拡大し、快適性を両立した新しい選択肢を提案する。
シートレイアウトは、1列目から3列目にかけて自然に視点を高くするシアタースタイルの空間構成とし、左右に配置した3列目シート専用のエアコンを採用した。
分割可倒式の2nd&3rdシートにより、段差の少ないフラットなフルラゲージモードなどの幅広いシートアレンジを可能とした。また、ワンタッチで前に倒れるセカンドシートの採用により、乗降性の良さも獲得、優れた利便性を確保している。
パワートレーンは、従来のショートボディのハイブリッド450hと同じ、3.5リッターV6エンジンを前後アクスルにモーターを配したリダクション機構付のTHSⅡによる四輪駆動。価格はレクサスRXシリーズでもっとも高価な760.0万円となった。(編集担当:吉田恒)