Western Digital、同社製品で採用のプロセッサをRISC-Vに移行へ
2017年12月7日 16:52
あるAnonymous Coward曰く、 米Western Digital(WD)が、今後RISC-Vプロセッサを使用した製品に注力していくことを発表した。
RISC-Vの命令セットはオープンソースで提供されており、ロイヤリティフリーで利用できるのが特徴。WDは年間10億個のプロセッサを使用しており、今後の使用量は拡大するとしている。将来的には年間20億個のRISC-Vプロセッサを使用すると見込んでいる。
それにしてもWDはなぜそんなにやる気なのだろうか? ARMのライセンス料を払いたくないのはわかるとして、プロセッサの内製を狙っているんだろうか? RISC-VはGoogle、Samusung、Huawei、nvidia、Qualcomm等が賛同しているが、大企業が全面的に移行を表明したのは初めてとなる。
従来、クリーンなアーキテクチャが出てきても、開発費とファブの投資額でx86の牙城を崩せなかったが、ついにオープンなアーキテクチャの時代がやってくるかもしれない。GooleやAppleがスマホにRISC-Vを採用すれば流れが変わると思うのだが、そのような時代はやってくるだろうか。そしてソフトバンクの孫会長の内心やいかに?