無料アプリで犯罪情報をリアルタイム配信、「防犯速報」が正式リリース
2017年12月6日 05:47
犯罪情報をリアルタイムで配信するアプリ「防犯速報」が12月より正式リリースした。このアプリをインストールすると、登録した地域で起きた犯罪や不審者情報を受け取ることが可能になる。情報はLINEで共有でき、家族や友人に注意喚起もできるという。
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■都道府県警察から防犯メールをアプリでキャッチ
「防犯速報」の情報は、各都道府県警察から送られてくる防犯メールがもとになっている。防犯メールをクラウドサーバで取得し、起きた事案をカテゴリごとに分類したのち地図上に変換。このデータをスマホアプリに送ることで、スマホアプリ内で防災情報として内容を見ることができる。
情報は事案カテゴリで分類されているため、見る側は欲しい防犯情報だけを選択してチェック可能だ。また、防犯情報はプッシュ通知をオンにすることで選択した地域やカテゴリの情報のみ受け取ることも可能だ。
アプリの対象エリアは現在のところ北海道・宮城・山形・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・富山・静岡・山梨・兵庫・奈良・岡山・愛媛・香川・福岡・熊本・鹿児島の19都道府県だが、今後は全国47都道府県まで対象エリアを拡大するとのこと。
アプリは無料で、iOS10以上、Android5.0以上から使用可能だ。メールでの犯罪情報は他の受信に埋もれて見落としてしまう、メールよりもっと簡単に情報確認がしたいと考える人はこのアプリ「防犯速報」を検討してみてはいかがだろうか。