【銘柄フラッシュ】エスエルディーなど急伸し防衛関連株も豊和工など再び活況高

2017年12月5日 07:11

 4日は、防衛関連株が東証1部の値上がり率1、2位を占め、1位は豊和工業<6203>(東1)の22.1%高、2位は石川製作所<6208>(東1)の16.7%高となった。「米グラム上院議員は3日、『軍事衝突が近づいている』との認識を明らかにした」(産経デジタル12月4日9:25配信より)と伝えられた上、米韓合同軍事演習が4日から始まったことなどが材料視された。

 3位は日本エスコン<8892>(東1)となり、12月期の業績・配当見通しの増額修正、自社株買いの発表が好感されて大引けまで気配値のままストップ高の15.9%高を継続。

 櫻護謨<5189>(東2)は時価総額が50億円を割り込むなど上場基準が意識される銘柄とされ、遠からず基準を維持する方策が出てくるといった期待が言われて14.5%高と急伸。日本和装ホールディングス<2499>(東2)は11月30日に実施した立会い外分売に関するリリースに「東京証券取引所市場第一部指定申請について具体的に準備を進めております」などとあるため注目が再燃し再び上値を追って11.3%高。

 メドピア<6095>(東マ)はAI(人工知能)開発のエクサウィザーズとの提携などを材料に14.5%高と急伸。サンバイオ<4592>(東マ)は引き続き新薬候補の臨床試験とこれにともなう米国での補助金などが材料視されて9.0%高と上場来の高値。

 不二精機<6400>(JQS)は精密金型がドライブレコーダーの需要急増に関連するのではと行った憶測が言われてストップ高の23.6%高。エスエルディー<3223>(JQS)は引き続き「ポケモンカフェ」の運営受託などが好感されて2日連続ストップ高の23.3%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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