JR東、189系M50の引退運行を2018年1月に実施 ツアー商品を発売
2017年12月5日 17:35
JR東日本・八王子支社では「さよなら189系M50編成 富士急行線・中央線ラストラン」と題して、びゅうプラザで旅行商品を発売する。
【こちらも】JR東日本と東急、東北地方への訪日客誘致強化でベンチャー企業と連携
189系M50(旧「あずさ」色)は、中央線で活躍してきた豊田車両センター所属の車両だが、2018年1月25日の運用を最後に引退する。JR東日本・八王子支社では、利用者への感謝の気持ちを込めて、M50編成のラストランに乗車するツアーを設定。事実上、M50編成に乗車できる最後のチャンスとなる。
ラストランツアーの出発日は、富士急行線ラストランを2018年1月20日(土)に、中央線ラストランを2018年1月25日(木)に設定。
運行区間は、富士急行線ラストランが、団体臨時列車普通車指定席利用で大月駅経由の豊田駅・河口湖駅の富士急行線の往復となり、中央線ラストランは、団体臨時列車普通車指定席利用で豊田駅~長野駅の片道のみ。
いずれもびゅう旅行商品として売り出し、富士急行線ラストランでは往復のJR券(豊田~大月間)、富士急行線往復乗車券(大月~河口湖)、オリジナル掛け紙付記念弁当、お茶がセットとなっている。
さらに189系M50編成のツアー限定撮影会(場所:河口湖駅留置線)と富士急行オリジナル「ありがとう189系(M50編成)入場券セット」(台紙付1000円/税込)の車内優先発売といううれしいポイント付きだ。
また、中央線ラストランでは片道のJR券(豊田・甲府~長野間)、オリジナル掛け紙付記念弁当、お茶がセットの上、こちらも乗車証明書付きとなっている。
募集人員は各300名で、富士急行線ラストランは発売金額が豊田駅発で大人8,000円、子ども5,500円となっている。一方、中央線ラストランは発売金額が豊田駅発で大人8,900円、子ども6,000円となっている。
ラストランは予約が殺到するため、ハガキのみによる抽選。ファックスやインターネットなどでの予約受付はしない。詳細は、専用パンフレットまたはJR八王子支社HPに掲示予定だ。(記事:M_imai・記事一覧を見る)