京大発ベンチャー、「透明な窓用断熱材」開発し製品化
2017年12月1日 13:25
京都大学発のベンチャー「ティエムファクトリ」が、透明度が高く軽量で断熱性が極めて高いという断熱材を製品化した(産経新聞)。窓ガラスの間に挟み込むことで、従来の断熱材を遙かにしのぐ効果が得られるという。
この断熱材「SUFA」はエアロゲルと呼ばれるものの一種で、組成の95%が空気という軽い物質。同社は低コストな製造方法を開発したほか柔軟性の改善なども行い、実用化に成功した。従来の断熱材は不透明なものしかなかったが、SUFAは透明なので窓など透明である必要がある部分に利用できるという。