NY原油:続落で57.30ドル、減産期限9カ月延長に対する懐疑的な見方も
2017年11月30日 07:33
*07:33JST NY原油:続落で57.30ドル、減産期限9カ月延長に対する懐疑的な見方も
NY原油先物1月限は続落(NYMEX原油1月限終値:57.30 ↓0.69)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比-0.69ドルの57.30ドルで取引を終えた。一時56.75ドルまで下落した。石油輸出国機構(OPEC)の全加盟国とロシアは減産期限の延長で基本的に合意しているが、ロシアは9カ月の延長には応じない可能性があるとみられている。また、米国のシェールオイル生産増加の懸念は消えていないことから、原油先物の上値は重くなった。米長期金利の上昇やガソリン在庫が予想以上に増加したことも嫌気されたようだ。《CS》