【銘柄フラッシュ】正興電機など急伸し新規上場のトレードワークスは買い気配のままストップ高

2017年11月30日 07:14

 29日は、東証1部の値上がり率1位がヤマシンフィルタ<6240>(東1)の17.8%高となり、引き続きガラス繊維の100分の1から200分の1程度まで細くできる新素材を開発したとの発表などが好感されて大幅続伸し上場来の高値。

 2位は東亜ディーケーケー<6848>(東1)の14.1%高となり、最新の「四季報速報」(東洋経済新報社)が業績見通しを増額したと伝えられて急伸。

 3位はジーンズメイト<7448>(東1)の11.7%高となり、22日発表の月次動向などへの評価が再燃とされて戻り高値を更新。

 正興電機製作所<6653>(東2)は11月27日の売買から福証に加えて東証2部にも上場し2日連続ストップ高の28.4%高。パシフィックネット<3021>(東2)は今期の業績が大底ではないかとの見方が言われて出直りを強め6.1%高。

 29日上場のトレードワークス<3997>(東マ)は買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日上限値段の5060円で買い気配(公開価格2200円の2.3倍)。

 ジーンテクノサイエンス<4584>(東マ)はみずほ証券が目標株価を引き上げたとされて急伸しストップ高の20.7%高。ビーブレイクシステムズ<3986>(東マ)は、国際宇宙ステーション「きぼう」の運用などを支援する唯一の民間企業JAMSSに同社製品が採用されたとの発表などが好感されて一段高の13.4%高。

 ナ・デックス<7435>(JQS)は第2四半期と5月通期の連結業績見通しを全体に増額修正したことなどが好感されてストップ高の28.9%高。リーダー電子<6867>(JQS)は新たな「株主還元の基本方針」などが好感されて11.7%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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