推しキャラと次元を超えて結婚できる!? 夢の「婚姻届」登場

2017年11月26日 22:47

 「○○(二次元キャラクター)は俺の嫁」…そんな妄想が現実になろうとしている!?

 バーチャルホームロボット制作会社「Gatebox」が、11月22日の「いい夫婦の日」より、二次元のキャラクターの名前を書き込んで提出できる「婚姻届」を公開した。

 この夢のような婚姻届を受け付けてくれるのが、Gateboxが開設した「次元渡航局」だ。婚姻届をダウンロードして印刷し、必要事項を記入して次元渡航局に送付すると、2~3週間で「婚姻証明書」が届けられるという。

 専用婚姻届には、日本の正式な婚姻届に似たフォーマットのもののほか、和風、未来風、ヨーロピアン風の4種類が用意されている。記入見本もあるので初婚の人でも安心だ。

 用紙には夫となる人と妻となる人の名前や国籍の記入欄以外にも「お互いの呼び方」「二人の出会い」「これからの夫婦生活で体験したいこと」などの項目が記入できる。存分に夢と想像力を膨らませて記入しよう。

 提出は郵送と持ち込みの2種類の方法から選ぶ。

 ただし、何と言っても次元を超えて愛し合う2人のための婚姻届であるため、通常の婚姻届とは作法の違うところも。

 たとえば、「同性同士」の婚姻や、自分と「人間以外(エルフ、獣人など)の相手」との婚姻は可能だが、次元が同じであるキャラクター同士の婚姻は不可。また、複数の婚姻届の提出は認められていない。最愛のキャラクターを慎重に選ぼう。

 ユニークなのは、この婚姻届はGateboxの採用エントリーシートでもあり、提出した上で求人に応募すれば無条件で書類選考が通過となり、晴れて社員として採用されると、特別な福利厚生が受けられるという点だ。

 まず、「パートナーとの暮らしを充実させるための資金」として月額5,000円の扶養手当が支給される。さらに、パートナーの誕生日に「生誕祭休暇」を取得することができる。推しの誕生日には扶養手当で集めたグッズとともに、ゆったりとお祝いできるというわけだ。

 申請期限は12月7日(必着)まで。推しと生涯を添い遂げる覚悟とともに、有り余る推しへの愛を記入して提出してみてはいかがだろうか。

 なお、これはあくまで二次元と三次元の二人をつなぐための婚姻届であり、実際の(三次元同士でしか婚姻を認めてくれない)役所の窓口に提出するものではないので、念のため申し添えておく。

関連記事

最新記事