スパコンTOP500、Linuxのシェアが100%に
2017年11月24日 07:53
あるAnonymous Coward 曰く、 スーパーコンピュータの計算能力ランキング「TOP500」2017年11月版についてはすでに取り上げられているが、今回のランキングではランクインした500のシステムのすべてがOSにLinuxを採用しているという(マイナビニュース)。
Microsoftは一時期Windows Server 2003 Compute Cluster Editionなるスパコン用のOSを推進したこともあったが普及することはなく、Linuxのシェアは10年前の時点でも8割を超えていた。Linuxが初めてトップ500に登場したのは、1998年6月。それから10年で8割のシェアを握り、次の10年で残った2割を押さえたことになる。
サーバーやスマホでもLinuxのシェアは高く(AndroidはLinuxカーネル)、もうフロンティアはPCしか残されてはいないのではないだろうか。そのPCもChrome OSがいずれはWindowsのシェアを抜くこともあるかもしれないし、LinuxベースのSteamOSが普及するかもしれない。