【銘柄フラッシュ】児玉化学が急伸し「量子コンピューター」のフィックスターズやYKT、エヌエフ回路なども活況高
2017年11月21日 07:13
20日は、東証1部の値上がり率1位がフィックスターズ<3687>(東1)となり、国産量子コンピューター技術に関連する銘柄と位置づけられ、朝日新聞が「量子コンピューターの試作機を、国立情報学研究所などが開発し、27日から無償の利用サービスを始める」(朝日デジタル11月20日5時5分配信より)と伝えたことなどが言われて注目され、ストップ高の15.7%高。
2位はIBJ<6071>(東1)の11.8%高となり、引き続き10月の婚活(結婚活動)会員数が前年同月比23.0%増加したことなどが材料視され、少子化対策の政策にも乗る銘柄として上場来の高値を更新。
3位はTAC<4319>(東1)の10.6%高となり、資格取得講座を展開するため、首相が提唱する「人づくり革命」の政策関連銘柄とされて出直りを拡大。
児玉化学工業<4222>(東2)は新開発の「軽量でありながら金属並みの剛性をもつプラスチック製品」がトヨタ「レクサスUS」の最新モデルに採用されたとの発表が材料視されて一時ストップ高の40.7%高となり大引けも36.6%高。日本ピグメント<4119>(東2)は第2四半期の連結純利益(2017年4~9月累計)が前年同期比41%増加したことなどが言われて注目が再燃し4.5%高。
フィル・カンパニー<3267>(東マ)は日本郵政キャピタルなどとの資本業務提携を材料に11月上中旬に上げた相場が再燃したとされてストップ高の22.3%高。CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は前期に発生した事業の期ずれなどを取り返して今期の大幅回復見通しが見直され6.7%高と出直り拡大。
YKT<2693>(JQS)も「量子コンピューター」に関する報道が端緒とされてストップ高の24.7%高。同じくエヌエフ回路設計ブロック<6864>(JQS)もストップ高の23.0%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)