日産「GT-R」2018年モデルを販売開始
2017年11月18日 06:44
「スカイライン」の名前が消えようとも、日本を代表するモンスターマシンの進化はまだまだ止まらない。日産は16日、「GT-R」および「GT-R NISMO」の2018年モデルを発表、発売した。
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「GT-R」は日産が誇るスポーツカー。その歴史は1957年の「プリンス・スカイライン」から始まり、GT-Rの始まりである「ハコスカ(箱型スカイラインの略称)」や「ケンメリスカイライン(ケンとメリーのスカイラインが由来)」、BNR32スカイライン、BCR33スカイライン、BNR34スカイラインなどの名車を生み出してきた。そして現行型のR35型からは「スカイライン」の名前は消え、名称が「GT-R」になった。それでも目印とも言える丸形テールランプや6気筒エンジンは健在で、人気も根強い。
今回、発表された2018年モデルの「GT-R」と「GT-R NISMO」には過去のR35型「GT-R NISMO」や「GT-R Premium edition」に標準設定されていた「国土交通省認可 サッチャム欧州カテゴリーII準拠車両防盗システム」を全てのグレードに標準設定した。このシステムは侵入センサーや傾斜センサー、ホイールロックナット、サイレンユニット、オーディオリンクを搭載しており、全グレードに搭載されたのは嬉しい限りだ。同時に全グレード搭載となるのが「Apple CarPlay」。「Apple CarPlay」は車の中でiPhoneを使うためには欠かせないアプリケーション。大画面ディスプレイで電話をかけたり、メッセージを送信・受信、音楽再生などを行える優れもの。充実した性能や快適性も見どころの1つだ。
価格はGT-Rが1023万840円~1396万9800円、GT-R NISMOが1870万円。現在販売されている新型NSX(2370万円)より半分の値段で購入が可能。日産の技術や歴史が詰まった最高峰のスポーツカーを、是非体感してほしい。