ホンダ、原付一種スクーターの「平成28年排出ガス規制」対応進める
2017年11月14日 21:12
ホンダは、50cc原付一種のスクーターを着々と「平成28年排出ガス規制」に対応させている。
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同社のお洒落で愛らしいスタイル、取り回しやすい車体サイズに力強い出力特性と環境性能に優れた水冷・4ストローク・OHC・単気筒エンジン「eSP(イーエスピー)」を搭載した50cc原付スクーター「ジョルノ」も、改良を受けて「平成28年排出ガス規制対応」したモデルとし、カラーバリエーションを変更し、11月14日から発売すると発表した。
eSPエンジンは、enhanced(強化された、価値を高める) Smart(洗練された、精密で高感度な) Power(動力、エンジン)の略で、低燃費技術やACGスターターなどの先進技術を採用し、環境性能と動力性能を高めたホンダのスクーター用エンジンの総称だ。
今回、ボディカラーにプコブルーとパールソフトベージュを新たに採用し、継続色の5色を加えた全7色の設定で幅広い年齢層のユーザー嗜好に応える豊富なバリエーションとした。
ホンダ「ジョルノ」は、親しみやすい丸みのあるデザインにヘルメットや小物を収納できるラゲッジボックスの採用や、グローブボックス内にスマートフォンなどを充電できるアクセサリーソケットを装備するなど、若年層を中心とした幅広い顧客に支持されているモデルだ。
全長×全幅×全高1650×670×1035mm、重量81kgとコンパクトで軽量なのが売りで、単気筒エンジンは4.5psの最高出力と4.1Nmの最大トルクを発揮する。新たな燃料消費率表示であるWMTCモード燃費で58.4km/リッターをマークする好燃費も自慢だ。
新型ジョルノの価格は、19.44万円、国内の年間販売台数は1万1500台を目指す。(編集担当:吉田恒)