米国、若い世代では金融資産に株や金よりもBitcoin選ぶ人が増加
2017年11月14日 08:48
あるAnonymous Coward曰く、 米ベンチャーキャピタルのBlockchain Capitalが発表したBitcoinに対する意識調査結果によると、ミレニアム世代と呼ばれる18~34歳の世代で国債や株式、不動産といった一般的な資産よりもBitcoinを金融資産として選ぶ傾向が広まっているという(Bloomberg、Blockchain Capital調査、リリース、Slashdot)。
調査では18歳以上のアメリカ人2,000人以上に対し、1000ドル分の金融資産を受け取れる場合、政府債などの従来型金融資産とBitcoinのどちらを選ぶかなどを訊ねた。ミレニアム世代全体で国債よりBitcoinを選んだ人は30%で、同じく株式とBitcoinでは27%、不動産は22%、金は19%と、従来型金融資産よりビットコインを選ぶ人が増加しているという。
18歳以上のアメリカ人2,000人以上のうち、30%は少なくともBitcoinに対する知識がある。ミレニアム世代では42%がBitcoinをよく知っていると回答。一方、65歳以上の人でBitcoinをよく知っていると回答した人はわずか15%だった。Bitcoinは8日には7882ドルと最高値を更新するなど価格上昇を続けており、こうしたことがミレニアム世代を引きつける要因ではないかと見る向きもあるようだ。