エマ・ワトソン主演!「ザ・サークル」で新たな一面を見せるか!?
2017年11月13日 21:13
■エマ・ワトソンが新しい境地を見せる!
「ハリーポッター」シリーズのハーマイオニー役で知られるエマ・ワトソン。彼女は成長する中で役の幅も広がりを見せており、2017年は「美女と野獣」の実写版でベル役を見事に演じ切った。
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どこかファンタジー色の強いエマ・ワトソン。しかし、2017年11月10日から全国の映画館で公開される「ザ・サークル」では、現実世界のSNSを題材にした映画に出演。こちらの映画では、今までのキラキラした主人公とは一味違った姿を見せているようだ。
■「ザ・サークル」のあらすじ
利用者の様々なデータを収集し、シェア率世界トップとなった巨大SNS企業「サークル」。この「サークル」に友人のアニー・アラートンの協力もあってメイ・ホランド(エマ・ワトソン)に入社することができた。
ある日、メイはカリスマ経営者のベイリー(トム・ハンクス)から新サービスの「シーチェンジ」のモデルケースになって欲しいと告げられる。このシーチェンジはあらゆる場所に小型監視カメラを設置し、人々の私生活を生中継するための装置だった。これによってより人の交流は深まり、世界が広がり続けるとベイリーは考えていた。
この小型カメラを着けて日常生活を送ることになったメイ。24時間ずっと自分の生活を公開することになったのだが、あっという間に「サークス」のフォロワーが1,000万人に到達。まるでアイドルになった気分になるメイは、同社で働くタイ・ラフィートから忠告されるも聞く耳持たずだった。
シーチェンジを着けたまま生活する中で、メイは友人のマーサーからもらった写真を勝手にSNS上に上げるなど、あらゆるものを全世界に発信していく。しかし、その写真がきっかけで友人を無くしたり、会社の重役を窮地に追いやる事態に陥っていく。自分が「透明化」することで、メイのフォロワーは増えるが周りの人たちがどんどん離れていくことになる。
■エマ・ワトソン以外も見どころがいっぱい!
エマ・ワトソンが主演ということで話題となっている「ザ・サークル」。本作品においてカリスマ経営者役はトム・ハンクスが演じ、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のジョン・ボヤーガ、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のカレン・ギランなど脇もしっかり固められている。
また、本作はSNSを題材にしたサスペンススリラー。シーチェンジを用いることで世界的な人気者になるも、人間としての「自我」のようなものを欠如していく姿が描かれている。また、現代のSNSブームを風刺するような内容であることも、非常に興味深い部分だ。
「ザ・サークル」は2017年11月10日から全国の映画館にて公開中。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る)