Intel、Radeon GPU内蔵Coreプロセッサを発表
2017年11月9日 07:16
あるAnonymous Coward 曰く、 米Intelは6日、AMD製ディスクリートGPU機能を1チップに統合した第8世代のモバイル向けCoreプロセッサを発表した(プレスリリース、PC Watch)
Coreプロセッサのダイ内にRadeonを入れるのではなく、パッケージ内にCoreプロセッサのダイとRadeonのダイ、そしてメモリ(HBM2)を一つのパッケージ上に統合する、という形になっている。ノートPC向けとのことで、これによって単体GPU並のグラフィック性能を提供できるという。
最近では高性能GPUを搭載したノートPCも発売されているが、高性能GPUをCPUと統合することで小型化や低消費電力・低発熱を実現することを目指す製品のようだ。CPUはモバイル向けは第8世代coreプロセッサ(モバイル版Coffee Lake)で確定、GPUはHBM2搭載なのでVEGAベースと思われるが、それぞれのスペックやメモリ搭載量は今回の発表には含まれない。
噂の段階の記事では存在自体を否定する人も居たが、そういった人の予想を裏切ってIntelは製品発表まで漕ぎ着けた。ノートPC向け商品のため、入手のハードルが高いと思われるのが残念である。