キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series 第二期 第3話目「迷惑な国」【感想レビュー】

2017年11月6日 15:48

記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ

 キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series 3話目「迷惑な国」

 キノは何か悩んでいる様子でしたが、すぐに考えるのを辞めてハンモックに横になり、エルメスと一休み。しばらく経った頃、地響きと共に近づいてくる揺れに気付き飛び起きます。

Contents
1 巨大な鉄の箱2 高度な技術をもった国3 平和に暮らす国民4 的確な射撃でこの国の壁画を救う

■巨大な鉄の箱


 何事かと様子を伺っていると、突如巨大な灰色の城壁が現れました。どうやそれは国のようだと考えた二人は、試しに親指を立ててみます。すると、それはキノの合図に反応して止まるのです。

 そして、中から現れた男性はキノに入国を希望するのかと問います。

 キノは、それに答えます。「5日から10日ほど希望します」、と。

■高度な技術をもった国


 あれ?キノって、1つの国に3日間しか滞在しないはずじゃなかったっけ?その理由は、後程わかることになります。

 男性は公務員で、案内係やいろいろな仕事を担当していると言い、キノ達を案内してくれます。

 大きな動力炉や居住区などを見て回るキノとエルメス。まるでSF映画の世界のような国です。

 そして、キノ達は泊まる部屋へと案内されます。シャワーのお湯の量に感動するキノ。

 ここで、貴重なパジャマシーンが!

 まったりとしているキノは珍しいですねー、可愛らしかったです。

■平和に暮らす国民


キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series 第3話目「迷惑な国」【感想レビュー】

画像引用元:©2017 時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/キノの旅の会

 キノとエルメスの二人は、なにやら含みのある会話をしたりながら、やがて眠りにつきました。その後も、国をいろいろと見て回るキノとエルメス。最上階の公園のような場所や、たまたま子供たちが城壁に絵を描いているところに居合わせたり。のんびりと過ごしていたキノ達でしたが、数日経った頃、案内してもらっていると突然警報が鳴り響きます。

 外交官も兼ねている案内の男性に誘われ、キノは国の指令部のようなところに案内されます。

 そこで見たのは、進路の先にある国。平野部を城壁で完全に塞いでいるようで、横を通ることもできそうにありません。

 外交官として、男性は交渉に応じますが結局交渉決裂。その結果、なんと国の中を突っ切るという信じられない行動に!

 まぁ、それしか方法がないから仕方ないと言えば仕方ないのですが、突っ切られる国からしたら良い迷惑ですね。

 相手も攻撃してきますが、効果はありません。そんな状況にしびれを切らせた相手は、子供達の描いている壁画を攻撃しだします。まあ、嫌がらせみたいな感じですね。なんとか止めさせたいところですが、手段がありません。

 砲撃で痛めつけられる壁画。子供たちの作品がどんどんと被害を受けていきます。諦めかけたそのとき、ずっと見ていたキノが提案するのです。

 「パースエーダーで打つのは?もしよければ僕にやらせてください」と

 ええええ、キノどうしたの!?キノらしくない提案に、驚いてしまいました。

■的確な射撃でこの国の壁画を救う


キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series 第3話目「迷惑な国」【感想レビュー】

画像引用元:©2017 時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/キノの旅の会

 提案通り、壁画を攻撃していた小型ミサイルを発射するジープの照準器だけを狙撃してミサイルを発射できなくして、飛来するミサイルだけを狙撃して打ち落としたキノ。このキノが活躍を、国内の大型モニターやテレビで映像を見ていた国民達は大喜び。

 そして、キノとエルメスはこの国から出国する日に。出国したキノとエルメスは意味ありげな会話をします。

 「うまくいったね、キノ」というエルメスに対して「まあね」と返すキノ。

 この独特の世界観は、キノの旅ならではですね。次の話も、どんな展開が待ち受けているのか期待大です。

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(あにぶ編集部/つばきともえ)

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