Razer、初のAndroidスマートフォン「Razer Phone」を発表
2017年11月5日 10:47
Razerは1日、Androidスマートフォン「Razer Phone」を発表した(プレスリリース、製品情報)。 ゲーミングハードウェアで知られるRazer初のスマートフォンだけあって、5.72インチ(QHD)のIGZOディスプレイはリフレッシュレート最大120Hzに対応し、フロント側にステレオスピーカーを搭載するなどゲームプレイに最適な高パフォーマンスを実現している。プロセッサーはQualcomm Snapdragon 835で、RAMは8GB、ストレージは内蔵の64GBに加えて2TBまでのmicroSDカードに対応。テンセントやスクウェア・エニックスなどと提携し、フレームレート120Hzに最適化したゲームタイトルを提供予定だという。 リアカメラはワイド12メガピクセルとズーム13メガピクセルのデュアル構成、フロントカメラは8メガピクセルとなる。4,000mAhのバッテリーを搭載し、Qualcomm Quick Charge 4+に対応する。アルミニウムボディのサイズは158.5×77.7×8mm、重さは197g。ヘッドフォンジャックは非搭載だが、THX認証の24ビットDACを内蔵したUSB-Cオーディオアダプターが付属する。対応周波数はGSMクアッドバンド、UMTSバンド1~5/8、LTEバンド1~5/7/8/12/17/19/20/25/26/28~30/66、TDD LTEバンド38~41、TD-SCDMAバンド34/39となっている。 希望小売価格は米国で699.99ドル、欧州で749.99ユーロ、英国で699.99ポンド。北米や英国、アイルランド、ドイツ、フランスなどでは1日から予約受付を開始しており、17日に発売予定だという。発売時のAndroidバージョンは7.1.1 Nougatだが、2018年春にOreoへのアップグレードが提供される。ただし、日本での発売は未定のようだ。