トヨタ、TNGA第2弾「C-HR」に特別仕様車「LED Edition」

2017年11月3日 20:17

 トヨタ自動車は、同社のCセグメントSUVのC-HRに特別仕様車「LED Edition」を設定し、全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店を通じて、11月2日に発売した。

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 今回の特別仕様車「LED Edition」は、すべての光源をLED化した大型ヘッドランプ(オートレベリング機能付Bi-Beam LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプ+LEDシーケンシャルターンランプ+LEDデイライト)を特別装備としたモデルだ。右左折時に、車両内側から外側に流れるように点灯するシーケンシャルターンランプが先進的なイメージを表現する。

 さらに、リヤコンビネーションランプもLED化したほか、アウトサイドドアハンドルにメッキ加飾を施すなど、エモーショナルなデザインに磨きをかけた特別仕様車とした。外板色には、ブラック×センシュアルレッドマイカを含むツートーン4色、メタルストリームメタリックを含むモノトーン4色の全8色を設定しt。

 トヨタC-HRは、昨年の暮れ12月14日に発売した、プリウスをベースに揮発したデザインコンシャスなSUVだ。2017年1月2日?3日に開催された新春の代表的なイベント「第93回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」の運営車両として使用された。

 C-HRは、プリウスに次いでTNGAの第2号車として投入したモデルでもある。世界のあらゆる道で走行テストを行ない、欧州の一般道路でのステアリングの応答性やダンパーのチューニングなど、運動性能にこだわってC-HRの「味付け」を実施したという。

 その際に開発陣がこだわったのは、「レスポンス」「リニアリティ」「コンシステンシー」で、この3要素を突き詰め、コンセプトである「我が意の走り」を追求しているとしている。ちなみに、コンシステンシーとは、車速・横G・路面状況などに左右されずクルマの応答性が常に一貫していることだ。

 また、C-HRが属するコンパクトSUV市場は、より大型のSUVに比べ内外装デザインを重視する顧客が多い。そのため、デザインにも徹底的にこだわった。

 コンパクトSUVとして燃費も優秀だ。ハイブリッド車はクラストップレベルの30.2km/リッターを実現。「平成32年度燃費基準+20%」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象とした。また、1.2リッターターボ車(レギュラーガソリン仕様)は15.4km/リッターを達成。「平成27年度燃費基準+5%」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象となる。

 今回の限定車「LED Edition」、価格はターボ車の251.04万円から279.96万円。ハイブリッドモデルの267.0万円から292.92万円だ。(編集担当:吉田恒)

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