英ヒースロー空港のセキュリティ機密文書入りUSB、道で拾われる

2017年11月3日 21:48

英国・ロンドンで、ヒースロー空港のセキュリティに関する文書を保存したUSBメモリーが道に落ちていたそうだ(Mirror Onlineの記事The Regisiterの記事Ars Technicaの記事Softpediaの記事)。 発見者の男性によれば、USBメモリーは図書館へ向かう道で落ち葉の間に落ちていたのだという。男性が図書館のPCで確認したところ、機密情報を含む文書が多数保存されていることがわかり、Sunday Mirrorに知らせたそうだ。USBメモリーには地図や動画、文書など2.5GBのデータが保存されており、機密扱いとマークされているものも含め、暗号化されていなかったとのこと。 内容としては女王や内外の要人が空港を利用する際の移動経路やセキュリティ基準、制限エリア内へ立ち入る際に必要なIDの種類、パトロールのタイムテーブル、監視カメラや避難用通路の位置を記載した地図といったものが挙げられている。 Sunday Mirrorではファイルを空港の責任者に渡し、男性も聴取を受けたという。警察や空港の責任者と協力して流出元の特定を急いでいるが、ファイルがダークウェブを通じてテロリストの手に渡ることを懸念しているとのことだ。

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