ソニー、「aibo」が自然なフォルムで復活 クラウドとの連携で成長も
2017年11月1日 21:59
ソニーは1日、ペット型ロボット「aibo」を2018年1月11日に発売すると発表した。愛らしいフォルムで躍動感ある動作を行う。周囲の人や環境を認識するほか、クラウドとも連携する。本体は19万8,000円(価格はすべて税別)で、利用するには「aiboベーシックプラン」への加入が必須となる。
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■温もりを与えるフォルムと動作
今回のaiboは、旧モデル(1999年)よりもさらに自然な姿で生まれ変わる。近未来的なデザインから、本物の犬のようなデザインに一新。表情を瞳で表現するだけでなく、仕草のバリエーションも幅広い。生き生きとした動作からは、生命を感じられる。
■好奇心を原動力に
aiboは好奇心が旺盛で、意外な行動を取ることもある。オーナーが優しく接すれば、aiboも愛情を返してくれる。好きなものはピンク色のボールとおもちゃ。狭い所や高い所を嫌う。
眼の部分にはカメラを導入しているため、周囲にいる人や環境を察知する。人の存在を認識するほか、障害物を避けることも。また、音声にも自然な反応を示すという。
■クラウドとの連携で変化
独自のAI技術によって進化しており、性格と振る舞いは、育て方によって変化。オーナーは、新しい動作をaiboに教えることもできる。そしてクラウドが様々なaiboのデータを集めることで、さらに“成長”させることも可能だ。本体のデータも定期的にクラウドへとバックアップされるため、本体を新しくしてもデータの復元も可能にする予定だ。
■ベーシックプランとケアサポート
aiboの利用には、ベーシックプラン3年分の加入が必要になる。一括払いでは9万円、月払いでは毎月2,980円だ。Wi-Fiやモバイル回線を介してデータを収集し、コミュニケーションや体調管理、バックアップなどのサービスを受けられる。
加えて任意のケアサポートに加入すれば、修理代と健康診断の料金がそれぞれ半額になる。1年分は2万円、3年分は5万4,000円。
■専用アプリ「My aibo」導入可
aiboが撮影した写真は、専用アプリ「My aibo」で閲覧できる。アプリを利用してaiboと遊べるほか、オーナー情報へのアクセスも行える。新しい振る舞いを追加したい場合は、aiboストアを利用可能だ。aibo本体を持っていない人も、一部の機能を楽しめる。(記事:さくらい・記事一覧を見る)