SUBARU、次世代セダンコンセプト「VIZIV PERFORMANCE」発表

2017年10月27日 19:22

 10月28日から一般公開される「第45 回東京モーターショー2017」において、SUBARUは、「SUBARU VIZIV」パフォーマンスコンセプトをワールドプレミアする。25日のプレスデーで公開した。

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 VIZIVシリーズは、SUBARUが提案する安心で愉しいクルマづくりの将来ビジョンを具現化した一連のコンセプトモデルシリーズ。今回、同シリーズ初のセダンボディを採用した“パフォーマンスコンセプト”は、SUBARUの優れた走行性能を象徴する歴代車種や、50年以上にわたって進化してきた水平対向エンジンを核としたシンメトリカルAWDをイメージソースとしているのは言うまでもない。

 そこから、将来へ引き継ぎ追求すべきSUBARUの「走る愉しさ」をスポーツセダンとして表現したのが、このモデルだという。ちなみにVIZIV(ヴィジヴ)とは「Vision for Innovation」を語源とする「革新のための未来像」の意を持たせた造語だ。

 また、今後の自動運転技術普及期を見据え、進化型アイサイトと各種デバイスを組み合わせた高度運転支援技術を搭載することで、SUBARU車らしいドライビングの世界観を提示する。

 今回の“パフォーマンスコンセプト”は、セダンボディとしたことで、これまでのSUBARUのドライバーズカーを支えてきたレガシィ、世界ラリー選手権を席巻したインプレッサ、WRXなどSUBARUの走りを象徴するモデルを意識したコンセプトカーだ。

 エクステリアは、現在のSUBARU車に共通するデザインフィロソフィー“DYNAMIC × SOLID”に基づいて、次世代スポーツセダンとして表現。低重心で硬質感のあるボディは、躍動感のある張り出したフェンダーの造形、バンパー・フェンダー・ルーフなどボディ各所に採用したカーボンパーツ、リヤバンパーから大胆に覗くエキゾーストパイプなどで、走りのパフォーマンスを強調している。また、一体感を持って立体的に構築したフロントグリルとホークアイヘッドランプにより水平対向エンジンを表現し、ボディの四隅に配した力強いフェンダーはシンメトリカルAWDの信頼感を訴求する。

 このモデルの外観寸法は全長×全幅×全高4630×1950×1430mm、ホイールベース2730mmで、十分に国内投入セダンモデルを意識したコンセプトで、将来のインプレッサやWRXのベースとなる可能性は高い。(編集担当:吉田恒)

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