【銘柄フラッシュ】GMBなど急伸し防衛関連株も再び動き重松製作所は27%高
2017年10月27日 07:14
26日は、東証1部の値上がり率1位がGMB<7214>(東1)となり、業績予想の増額などが好感されて朝からストップ高買い気配を続けて25.9%高。
2位は宮越ホールディングス<6620>(東1)となり、特有の仕手性がある上、中国での不動産事業が活発なため「習近平体制」の継続が好感されたのではとの見方があり11時頃からストップ高の18.5%高に張り付いて推移。
3位はLINE<3938>(東1)となり第3四半期の大幅増益などが好感されて大引けにかけて遂にストップ高に達し16.7%高。
豊和工業<6203>(東1)は13.9%高となり、重松製作所<7980>(JQS)は26.6%高。北朝鮮の高官が、さきに同国の李容浩(リ・ヨンホ)外相が述べた太平洋上での水爆実験について、そのまま文字通り受け取るべきだと指摘したと伝えられて警戒感が強まり、防衛関連株が再び動いた。
サンユウ<5697>(東2)はストップ高の17.9%高となり、神戸鋼のデータ不正問題を受けて棒鋼や鋼線に代替需要の思惑が言われて買い再燃し急反発。井村屋グループ<2209>(東2)は業績見通しの増額が好感され、冬のシーズン銘柄でもあり8.7%高と急伸。
串カツ田中<3547>(東マ)は第3四半期決算と株式3分割が好感されてストップ高の17.9%高。メドレックス<4586>(東マ)は株式分売によって東証1部などを目指しやすくなるとの期待相場が再燃したとされて急反発しストップ高の15.8%高。上場2日目のシルバーライフ<9262>(東マ)は将来性などが言われて一時ストップ高の16.0%だかとなり大引けも14.4%高。
ハウスコム<3275>(JQS)は前引け後に発表した第2四半期決算と株式分割、株主優待の導入が好感されて後場急伸し19.0%高と上場来の高値。RSC<4664>(JQS)は米トランプ大統領の来日にともなう警備、清掃などの特需の期待が言われてストップ高の17.9%高。アエリア<3758>(JQS)は自己株式の取得などが好感されて2.0%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)