パナソニック、ビルトイン食器洗い乾燥機の新モデル 進化した上カゴと洗浄力
2017年10月26日 11:16
パナソニックは25日、「ビルトイン食器洗い乾燥機」の新モデル2型を12月1日に発売すると発表した。食器や調理器具の収納性を高めたほか、カゴに高い洗浄力をもたらす新ノズルを追加装備した。一部のフルインテグレートタイプは、ノック2回で自動全開できる。価格はハイグレードタイプが17万8,000~20万4,000円、フルインテグレートタイプが19万8,000~26万9,000円(いずれも税別・工事費別)。
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■フルインテグレートタイプに限定「フルオートオープン」
今回の「ビルトイン食器洗い乾燥機」は、大きく2つのタイプに分かれる。ハイグレードタイプ4種類、フルインテグレートタイプ3種類と、計7種類が展開される。フルインテグレートタイプの1つ「NP-45KD8A」だけは、フルオートオープン機能を搭載。
フルオートオープン機能は、軽くノックを2回するだけで自動的に全開してくれる。これは楽な姿勢で開けられる「引き出し式」をさらに進化させたもの。手が汚れているときや、手が濡れているときでもスムーズに開けられるようになる。オープン途中で引っかかった場合は自動停止する。
■新しい上カゴで収納性を高める「ムービングラック プラス」
ここからは、全種類共通の特長を紹介する。「ムービングラック プラス」は、洗いたい物に応じて形を変えられる上カゴだ。使い方は、「フルフラット」「フルフラップ」「スライド」「フラット」と4つの方法に分かれる。
上カゴを広く使いたい場合、フルフラットなら様々な調理器具をセットできる。フルフラップは庫内の深さを活かすことで、深さのある調理器具を洗浄可能だ。下に大きい調理器具を入れた場合は、スライドで上カゴにグラスを収納できる。カップや湯呑みなど洗い物が多いときは、フラットで3列セットに変更できる。
■高い洗浄力の「3Dプラネットアーム洗浄」
従来からの上下段ノズルには、センターノズル「3Dプラネットアーム洗浄」を搭載。水を拡散させることで上カゴ全体をしっかり洗浄してくれる仕組みだ。集中高圧水流の角度は3段階、広がり方が異なる洗浄モードの4つ。カゴの用途に応じて、好みの調整を行える。(記事:さくらい・記事一覧を見る)