SNSの「インフルエンサー」を優先採用、 メガネのオンデーズ

2017年10月22日 07:23

 メガネのチェーン店舗を展開するオンデーズは19日、SNSでのフォロワー人数が1,500人を超えている「インフルエンサー」を優先的に採用すると発表した。「インフルエンサー採用枠」として、通常のスタッフ採用枠に比べ選考手順が大きく減らされている。

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 SNSやスマートフォンでの情報配信が重要になってきており、ユーザーへのブランド認知拡大が狙いだ。

● SNSなどのフォロワーが1,500人以上で優先採用


 同社のインフルエンサー採用枠には、ブログ、ツイッター、インスタグラムでのフォロワー人数が1,500人を超えている場合に応募できる。通常のスタッフ採用では、「エントリー、会社説明会、書類選考、一次面接、筆記試験、最終面接、内定」と長い選考を乗り越える必要がある。

 今回のインフルエンサー採用枠で応募をすると、エントリーから筆記試験までが免除され、最終面接に合格をすると内定となる。販売職とクリエイティブ職での募集となり、インフルエンサー手当として5万円が支給される。

●インフルエンサーとは?

 インフルエンサーとは、「社会に大きな影響を与えることができる人」という意味を持ち、現在では「SNSなどで発信力を持つ人」としてよく利用されている。

 SNSとは、ファイスブックやツイッター、インスタグラムなどのインターネットコミュニケーションツールのことだ。スマートフォンの普及とともに「インスタグラマー」といったSNSでの発信を収入源とする人たちも現れている。このような流れを受け、同社はインフルエンサー採用に踏み切った。

●お洒落なメガネを身近に

 オンデーズは1989年に設立され、メガネの製造や販売、フランチャイズ店舗の展開をしている。メガネをより身近なものにするために、「ファッションのように着替えて利用できるアイテム」として販売を行っている。

 今回のインフルエンサー採用枠によって、メガネがより身近なファッションアイテムとしても普及することに期待したい。

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