妹さえいればいい。 第2話 「奇跡さえ起きればいい。」【感想コラム】
2017年10月21日 15:38
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
第2話の放送を終えました、『妹さえいればいい。』。
妹バカ小説家の「伊月」と、そのゆかいな(?)仲間たちが繰り広げる青春ラブコメ群像劇がどんな展開を見せてくれたのか。
早速、本編を振り返っていきましょう♬
Contents
1 創作の一環と京との出会い2 皆の思いが交差して━━3 妹さえいればいい。2話感想と今後の展望
■創作の一環と京との出会い
伊月の家の前で、今日訪れた理由説明の練習をする京。
素直に入ればいいのに意地を張ってしまう姿がなんとも可愛らしい♬
そこに那由多が合流し、いざに部屋に入ると裸で鏡の前で自身の創ったキャラになりきる伊月の姿がありました。w
裸になっちゃってるところが伊月のキャラらしいと言いますか、またクレイジーな小説を生み出そうとしている気満々なのが窺えます。
そんな伊月の元を離れて京と那由多は二人でお茶に出かけます。
そこで話された伊月と京の出会いは、伊月が大学生だった頃、いつもパソコンと向かい合っている彼のことを不思議に思った京が、不思議に思って声をかけたことでした。
超絶妹推しの伊月の小説の意図が分からないと素直に話す京と、そのこと心外に感じた伊月は言い争いになりますが(メッチャ『ビッチ』言ってりゃそりゃ怒られるわw)、そのケンカをきっかけに仲良くなったんですね。
その後、勝手に大学を辞めた伊月に腹を立てますが、それと同時に自分の進む道に対する決断力を羨む京。
私もそうでしたが、ぼんやりと大学に通ってしまい卒業を迎える学生が多い中、自分にできないことを簡単にやってのけた伊月に対し、京は徐々に惹かれていったのでしょう。
■皆の思いが交差して━━
原稿進行のための編集部の計らいで、那由多が泊まっているホテルに向かう二人。
「お前も裸かーい!!」と、思わずツッコンでしまう那由多の執筆風景と、イメージを掴むために体を触らせろとこれまたキチガイヘンテコな要求のおかげで思わぬサービスシーンに。笑
ただ、伊月を想う那由多の真剣な気持ちと、人を傷つけることを決して許さない京のやさしさも描かれていて、二人の芯の強さをどこか感じられる深い話でもありました。
また、それと時を同じくして伊月のもとを訪れていた春斗。
一見するとなんでもできそうに映り、そしておチャラけたイメージもある春斗ですが、天才肌の伊月や那由多らに負けぬよう計算と努力を積み重ねている描写が描かれていました。
本編の終盤に語られた「誰かが一番ほしいものはいつも他の誰かが持っていて、しかも持っている本人にとってはたいして価値がなかったりする」という言葉は本当に心に響きました。
■妹さえいればいい。2話感想と今後の展望
天才と凡人と変人がそれぞれの思いを持っって日々と向き合う。
コメディだけど深みのある『妹さえいればいい。』は、まだ始まったばかりです!
そう、始まったばかり……なんですけど、 2話の最後に映された千尋のシーンは、思わず「マジか!?」と言ってしまうほどびっくりなものでして……。
おそらくご覧になった方の予想通りの描写だと思うのですが、この事実を伊月が知ったとき、果たしてどんな展開になっていくのか? それとも今後も千尋は隠し通すのか?
先行きが気になる今後の展開を、また楽しみに待ちたいと思います♬。
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(あにぶ編集部/哲太)