米政府、火力発電所に対する二酸化炭素排出量規制を撤廃
2017年10月11日 22:55
米トランプ大統領は、オバマ前大統領が地球温暖化対策として導入した火力発電所に対する二酸化炭素排出量規制を撤廃する方針を示していたが(2017年2月の産経新聞記事)、このたび米環境保護局がこの規制の撤廃を正式に発表した(朝日新聞、産経新聞)。
米国においては、発電所から排出される二酸化炭素が全排出量の3分の1を占めているが、この規制はこれを2030年までに32%削減するというものだった。しかし、これによって石炭の利用が削減されることなどから産業界や石炭産業などから反発があったという。